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光脱毛できない肌や体質などについて
せっかく、光脱毛を受けようと思っても、カウンセリングの時点で、施術を断られてしまうことがあります。
光脱毛を断られるケースとは、どんな場合なのでしょうか。
以下に、代表的な例を、あげてみました。
これらは絶対にお断りされるというわけではありません。
ケースバイケースのこともありますので、一つ一つ、詳しく解説していきたいと、思います。
アトピー肌の人は脱毛できない?
自己処理に、カミソリを使用し続けていると、摩擦によって肌が黒ずみ、毛穴がポツポツと目立つようになります。
アトピー肌の人は、肌が弱いこともあり、普通の人よりも、カミソリの影響を、受けやすくなります。
肌が黒ずんでいると、脱毛の光に肌が反応してしまい、やけどの危険がある為、施術を断られてしまうのです。
でも、アトピー体質の人全員が、光脱毛を受けられないわけでは、ありません。
患部がジュクジュクしていている場合は、施術できませんが、それが一部分の場合であれば、その部位を避けて、施術を行うことは可能です。
アトピーの方は治療薬として、ステロイド薬を使用していることが、多いかと思います。
ステロイド剤は、光を吸収しやすいという、性質があります。
ステロイドを使用している肌に、光脱毛を行うと、光に反応して、やけどをする可能性がある為、施術10日~2週間前からは、塗るのを止めなくてはいけないサロンがほとんどです。
サロンによっては、ステロイド剤を使用していても、光脱毛OKのサロンもあるのですが、その場合は医師の診断書が、必要になるでしょう
常用的に使用している人にとっては、ステロイドを止めるというのは、難しいかもしれません。
肌状態が良くなるのを待つか、医師に相談してみることを、おススメします。
ケロイド体質の人は施術を断られる?
ケロイド体質とは、皮膚に傷をおった場合や、やけどをした場合に、その傷跡が盛り上がり、赤みを帯び、痒みをおびる体質の人です。
カウンセリングを受ける時に、カウンセリングシートに、既往歴や服薬について、記入するのですが、ケロイド体質かどうかの質問が、あることがあります。
ケロイド体質の人は、施術によって火傷をした時や、毛穴が炎症を起こしてしまった時に、ケロイド状の傷跡が、残ってしまうことがあります。
エステサロンでは、このような状態になった時に、対処することが出来ません。
ですから、ケロイド体質の人は、施術を断られてしまうのです。
肌の乾燥が酷いと断られてしまう?
肌の乾燥が酷い場合は、効果が十分に出ないだけでなく、肌が炎症を起こしてしまうこともあるので、施術を断られることがあります。
ビー・エスコートでは、毎回施術部位の水分量を測定し、水分量30パーセント以下の場合は、施術をお断りされてしまいます。
私はまだ30パーセント以下になったことは無いのですが、水分量が低いために、照射レベルを下げての施術となったことがあります。
せっかく光脱毛を受けるのであれば、照射レベルを上げてもらって、しっかり効果が出る方が良いですよね。
カウンセリング時にスタッフの方に、肌状態を見せるので、その時に肌が乾燥していると、アドバイスを受けられると思います。
しっかり保湿して、乾燥肌から脱出できるように、頑張りましょう。
タトゥーがあると脱毛を受けられない?
光脱毛は、黒い物に反応する光によって脱毛していきます。
ホクロは、一つ一つ白いシールで隠してもらえるのですが、タトゥーの場合は、隠すことが出来ません。
タトゥーの部分を避けての照射になるサロンと、タトゥーが入っている部位は、脱毛を断られるサロンがあります。
持病があると脱毛はできない?
カウンセリング時に、持病についても聞かれるのですが、てんかんの人は断られるケースがほとんどです。
てんかんは脳の病気で、発作が起こると、痙攣や意識を失うなどの、意識障害の症状が現れます。
てんかんと、肌状態は全く関係なさそうですが、どうして施術を断られてしまうのでしょうか?
てんかんの中には、光に反応して発作が起きる「光感受性発作」というものがあります。
光脱毛の光による刺激で「光感受性発作」を引き起こしてしまう可能性がある為、てんかんの方への施術は、NGとなっているのです。
また、てんかんの人が使用しているお薬の成分の中に、光に反応しやすい成分が入っていることがあります。
脱毛の光によって、光線過敏症を起こしてしまうことが、あるのです。
このような理由から、てんかんの持病がある方は、光脱毛が出来ないケースが、ほとんどなのです。
まとめ
以上、光脱毛を断られる肌や体質などをまとめてみました。
てんかん、ケロイド体質の場合は、どのサロンでも、施術をお断りされるでしょう。
発作は命に関わることですし、施術部位がケロイド状になると、一生傷が残ってしまうので、仕方のないことなのです。
アトピーの人は、症状が落ち着いていて、肌の状態が安定しており、ステロイド剤を2週間ほど使用していなければ、施術可能なケースもあります。
肌状態に合わせて照射レベルを調整してくれますし、光を当てられない部分は避けて照射してくれる場合もあります。
嘘の申告をして、取り返しのつかないことになっては、大変です。
「これくらい大丈夫だろう」という自己判断は危険です。
カウンセリング時には、嘘をつかず、正直に申告するようにしましょう。